キーワードを入力してください(記事タイトル・タグ・カテゴリ)

せとうちAI

Claude Code のハッカソン「Built with Claude: Japan 2026」とは? 日程・参加条件・賞と、仕事に生かせるテーマの考え方

最新ニュース·2026.10.31·最終検証: 2026.10.31·7 min read·
Claude Code のハッカソン「Built with Claude: Japan 2026」とは? 日程・参加条件・賞と、仕事に生かせるテーマの考え方
渡邉 匠吾

SETODEZA合同会社 CTO

岡山大学大学院でAIを研究し、修了後はフリーランスのエンジニアとして独立。延べ利用者5,000人超のスマホアプリ「ぐらごる」を開発したほか、Web・スマホ・デスクトップのアプリを受託で手がける。SETODEZA合同会社CTOとして、設計からテストまでAIを組み込んだ開発を実践。せとうちAIではAIツールの検証と執筆を担当。

Claude Code を使った日本向けのハッカソン「Built with Claude: Japan 2026」が、2026年11月2日に始まります。この記事では、Claude Code に関心のある方に向けて、日程・参加条件・賞を公式の

この記事の対象

Claude Code を仕事で使い始めた、または使いたいと考えている人と、自社の業務で AI に何を作らせるか考えている中小企業の担当者

結論
  • Built with Claude: Japan 2026 は、Cerebral Valley と Anthropic による日本在住者向けの完全オンラインのハッカソンで、2026年11月2日〜10日に開かれる
  • 応募は2026年10月26日に締め切られ、選考制で定員は250名。賞は総額 $50,000 相当の Claude API クレジット(現金ではない)
  • 作るものの出発点として「あなたが一番よく知っていること」などが示されている。参加しない会社も、自社の業務で作る候補を探す見方として使える
  • 審査員・審査基準・規約などは2026年10月31日時点で未発表。結果は11月10日に発表される予定と報じられている

Claude Code を使った日本向けのハッカソン「Built with Claude: Japan 2026」が、2026年11月2日に始まります。この記事では、Claude Code に関心のある方に向けて、日程・参加条件・賞を公式のイベントページと報道で整理します。あわせて、参加しない会社がこのハッカソンのテーマから何を持ち帰れるかを、せとうちAI の考えとしてまとめます。

先にお伝えすると、応募は2026年10月26日に締め切られています。この記事は、これから応募する方法ではなく、「何が行われるのか」と「自社の仕事にどう生かすか」を扱います。内容は2026年10月31日時点の情報です。

Built with Claude: Japan 2026 とは

Built with Claude: Japan 2026 とは、AI コミュニティの Cerebral Valley と Anthropic が開く、Claude Code を使う日本在住者向けの完全オンラインのハッカソンです。ハッカソンとは、決められた期間で集中してソフトウェアやサービスを作り、その成果を発表・審査するイベントのことです。

公式のイベントページは Cerebral Valley のサイトにあり、主催者として Cerebral Valley と Anthropic の名前が載っています。ページには、Anthropic として初めての、日本全国からオンラインで参加できるハッカソンだと書かれています。なお、Anthropic の公式サイトでの告知は、今回の調査では見つけられませんでした。

日程・参加条件・賞

公式のイベントページと報道で確かめられた内容を、表にまとめます(2026年10月31日時点)。

項目内容
主催Cerebral Valley と Anthropic
形式完全オンライン(会場はなし)
開催期間2026年11月2日(月)12:00 〜 11月10日(火)14:00(日本時間)
応募締切2026年10月26日 23:59(日本時間)。締切済み
対象日本在住の方
定員250名(選考制)
チーム2名まで。チームでも全員が個別に応募し、選考を通る必要がある
参加者への特典選考を通った参加者1名あたり、Claude の有料プラン「Max 5x」と $500 分の Claude API クレジット
賞入賞者に総額 $50,000(約800万円)相当の Claude API クレジット。現金ではない
結果発表2026年11月10日にオンラインで発表される予定(報道による)

「API クレジット」とは、Claude を自分のプログラムから呼び出して使うときの利用料に充てられる残高のことです。賞は現金ではなく、この利用料に使える形で贈られます。

参加者向けの「Max 5x」がどれくらいの期間使えるのか、賞が何部門・何名に分かれるのかは、公式のページでは確かめられませんでした。

作るものの出発点は2つ

公式のイベントページには、作るものを考える出発点が「大きく2つ」あると書かれています。

  1. 「あなたが一番よく知っていることから、あなたにしか作れないものを。」 受け継がれてきた技や、日々の仕事の不便など、本人がいちばんよく知る領域から作る
  2. 「多くの人を阻んできた壁を取り払い、一部の人にしか手の届かなかったものを誰もが使えるものへ。」 高齢化や人手不足といった、日本社会の課題の解決も含む

公式のページには「ベテランのエンジニアも、初めてコードに触れる方も、それを動くものにできます」という一文もあり、報道でもプログラミングの経験がない人も応募できると紹介されています(GameBusiness.jp)。

私たちは、プログラミングの経験よりも「何を解決したいかを知っていること」を出発点にしたテーマだと受け止めています(審査基準は2026年10月31日時点で発表されていません)。

参加しない会社にとって、何が参考になるか

ここからは、せとうちAI の考えです。

Claude Code は、指示を受けてプログラムを作ったり直したりする AI のツールです。使い始めるときに迷いやすいのが「何を作らせるか」です。このハッカソンの出発点は、その答えを探す見方としてそのまま使えると考えています。

たとえば次のチェックリストで、自社の業務から「作る候補」を洗い出してみてください。

  • [ ] 毎週・毎月、同じ手順で繰り返している作業がある(集計、転記、書類の作成など)
  • [ ] その作業の手順やコツを知っているのが、社内の1〜2人だけになっている
  • [ ] 表計算ソフトや紙で回しているが、入力や確認に時間がかかっている
  • [ ] 「こういう道具があれば楽なのに」と、現場で何度も話題に出ている
  • [ ] 高齢の社員やパートの方にとって、今の手順や画面が使いにくい
  • [ ] 人手が足りず、後回しになっている確認や記録がある

当てはまる作業があれば、それは「自分たちが一番よく知っていること」です。Claude Code で小さな道具を作る候補になります。

ただし、会社で Claude Code を使うときは、次の点に注意が必要です。

  • 扱うデータを決める。 顧客情報や個人情報を含む作業は、会社のルールと契約しているプランでの扱いを確かめてから試してください
  • 権限の設定を確かめる。 Claude Code にどのファイルの読み書きやコマンドの実行を許すかは、設定で決められます。詳しくは Claude Code のセキュリティ設定の記事 をご覧ください
  • 作ったものは人が確かめる。 AI が作ったプログラムが意図どおりに動くか、業務で使う前に必ず人が確認してください

まだ分かっていないこと

2026年10月31日時点で、次の点は公式のページで確かめられていません。開催中や開催後に発表される可能性があります。

項目状況
審査員公式のページでは「近日発表」
審査基準公式のページに記載なし
賞の数・部門ごとの配分確認できず
提出物の要件・規約(作ったものの権利の扱いなど)確認できず
参加者向け Max 5x の期間・条件確認できず
受賞作品未発表(結果発表は11月10日の予定と報じられている)

最新の情報は、公式のイベントページ でご確認ください。

よくある疑問

今から応募できますか?

できません。応募は2026年10月26日 23:59(日本時間)に締め切られています。

エンジニアでなくても参加できたのですか?

公式のページには「ベテランのエンジニアも、初めてコードに触れる方も、それを動くものにできます」とあり、報道でもプログラミングの経験がない人も応募できると紹介されています。作るものの出発点も「あなたが一番よく知っていること」です。

賞金は現金ですか?

現金ではありません。総額 $50,000(約800万円)相当の Claude API クレジットです。

結果はいつ分かりますか?

報道によると、2026年11月10日にオンラインで発表される予定です。公式のページには、Anthropic がこのハッカソンから生まれたプロジェクトと作り手を紹介していく予定とあります。

まとめ

  • Built with Claude: Japan 2026 は、Cerebral Valley と Anthropic による日本在住者向けの完全オンラインのハッカソン。2026年11月2日〜10日に開かれる
  • 応募は締切済み。選考制で定員250名、チームは2名まで
  • 賞は総額 $50,000 相当の Claude API クレジットで、現金ではない
  • 出発点の「あなたが一番よく知っていること」は、自社で Claude Code に何を作らせるかを考える見方として使える
  • 審査員・審査基準・規約・受賞作品は、2026年10月31日時点で未発表

会社で Claude Code を使い始めるときのプランの選び方や管理の設定は、Claude Code を会社で導入するには? で整理しています。10月に入った変更点は Claude Code の2026年10月のアップデート情報 もあわせてご覧ください。

シェア:XFacebookB!はてブ

次にできること

取材・事業提携のご依頼は お問い合わせ から

この記事で扱うAIエージェント

  • Claude Code

    Anthropicが提供する、開発を任せるAIエージェントです。日本語で指示すると、ファイルを読み書きし、コマンドを実行しながら、開発やデータ整形などの作業を進めます。SETODEZAのエンジニアが、実際の開発の現場で使っています。

関連記事